2020年をふりかえる
昨年のふりかえりよりだいぶ遅く、大晦日当日になってしまいましたが、今年のふりかえりをしたいと思います。
昨年は月単位でふりかえりしたのですが、今年はいろんな事情もあるので、カテゴリ単位にしようと思います。
- 「休職する」という実績を解除した。
- オンラインコミュニケーションの在り方を考えた。
- 自分の人生をいろいろと見つめ直した。
- Ansibleユーザ会への関わりが強くなった。
- 今年読んだ本のおすすめTop3
- 今年取った資格
- 最後に
「休職する」という実績を解除した。
ダウン系の話題を一番最初に持ってきてしまって申し訳ありませんが、今年の自分は、半年くらいこれ関係の影響を受けていたので、トップバッターです。
今年は、「鬱病により休職する」という実績を解除しました。
詳細は以下の別記事をご参照ください。
職場復帰してから半年経って思うのは、やはり自分の中での価値基準(by煉獄さん)と比較して色んなところに無理やり納得させていたなと思いますし、その無理が祟った結果、なるべくしてなった結末かなと思いました。
立ち止まることは、恥ずかしいことではありません。
長い人生を良い状態で歩むためにも、必要な休息をとることはとても重要なことだと思います。
みなさんも、あまり無理をされないように、ご自愛ください。
オンラインコミュニケーションの在り方を考えた。
仕事上で与えられた課題とコロナ禍も手伝って、オンラインコミュニケーションに関していろいろと考え直すきっかけを得られた年だったなと思います。
- 特定のコミュニティによらず、Twitterのフォロワーさんと少人数のオンライン飲み会を開催してみたり。
- オンラインイベント(JTF)などをきっかけに、SpatialChatなどを使ったコミュニケーションを考えてみたり。
- 組織の性質に合わせた在宅勤務におけるコミュニケーション手段を考え、NeWorkを試用してみたり。
- 「配信」というものに興味をもって、そちらのコミュニティ(コミュニティ放送部)にも顔を出してみたり。
オンライン飲み会は、メインのツールはTeamsを使い、参加した人がみんな話せるように、というのを意識して、基本的に最大5人の少人数で開催してました。
やってみての感触としても、やはりオンライン飲み会はこのくらいの人数が一番向いているなと思います。
SpatialChat、NeWorkについては、以下のブログ記事も書かせていただきました。
NeWorkについては、実際に職場の在宅勤務のコミュニケーション手段として活用させていただいている点もあってか、先日開発者の方のインタビューを受ける機会もいただきました。今後のより良いサービスの発展に、少しでも寄与できていれば幸いです。
自分の人生をいろいろと見つめ直した。
鬱で倒れたこともあり、いろいろと自分がこれまでやってきた仕事や、ライフプランなども含めた見つめなおしをすることができました。
その中で一つ、大きな決断をしましたが、それについてはまた後日にでも触れられればと思います。
Ansibleユーザ会への関わりが強くなった。
- もくもく会にメンター枠で応募し、2回メンターする実績を解除した。
- Ansibleユーザ会の運営スタッフとして、話し合いなどに参加させていただく実績を解除した。
- Ansibleアドベントカレンダー(Qiita)を主催した。
今年前半は冒頭に書いた状況も手伝って、あまり勉強会などに参加ができませんでした。
職場復帰してからは、お世話になっているAnsibleユーザ会へ、通常の参加者枠ではなく、メンター枠や運営枠など様々な形でかかわらせていただきました。 12月は業務多忙ということもありあまり参加できませんでしたが、今後もこれは継続していきたいと思います。
メンターTシャツは、誰に言えばいいんでしたっけ…(笑)
相変わらず、仕事でAnsibleを使う機会がもなくプライベートでも機会があまり作れておらず、Ansibleについてはド素人レベルを卒業できておりません。
そんななかでも、メンターやったり、アドカレやったり、Twitter上でコミュニティへの勧誘だったり、アドカレ関連のお声がけをしてみたり、といった、テクニカルスキルがなくてもできる活動をちまちまとやっておりました。
もうちょっと、自信をもってこれやってます!っていえる実績ができるとよいなあと思いますので、来年は何かしら実績を残したいところです。
今年読んだ本のおすすめTop3
色んな事情があり今年はあまり本は読めていないのですが、その中でも今年読んだ本で、皆様にもお勧めしたい本Top3をご紹介します。
1.「心理的安全性のつくりかた」
https://www.amazon.co.jp/dp/B08JVDFT59/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_QWA7FbSMNP8PG
昨年のJTF2019以来、著者の石井先生の大ファンになりました。
その石井先生の研究テーマでもある「心理的安全性」について、今年は書籍として出版していただき、即購入→会社内への布教をしました。
とても素晴らしい本だと思います。今年読んだ本の中では、おすすめ度は群を抜いてNo.1だと断言できます。
チームビルディングなどについて思いのある方は、ぜひぜひお手に取って読んでみてください。
2.「入門 監視」
https://www.amazon.co.jp/dp/4873118646/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_t1A7FbP1D033F
昨年出版され話題になっていた本で、少し遅れながら今年読むことができました。
実効性のある監視はどのようなものか、オンコールをどう減らしていくべきか、など、なんとなくでやっている監視にたいして一石を投じていただけた、素晴らしい本だと思いました。
某有名企業を、本文内で名指しで批判しているのとかも、とても面白かったです。
3.「ここはウォーターフォール市、アジャイル町」
https://www.amazon.co.jp/dp/B08G1DX2N5/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_GYA7Fb1RJM3MA
問題地図シリーズや仕事ごっこの著者の沢渡あまねさんと、カイゼンジャーニーの新井さんがタッグを組んで出版された書籍です。
「開発」にフォーカスしない形でのアジャイルな仕事の進め方や、ウォーターフォールとアジャイルを対立軸ではなく、良いところを各々生かしながら組織にあった活用方法をしていく、という観点で書かれた本でした。
昨年、「カイゼン・ジャーニー」にも感銘を受けましたが、開発部門ではない自分が書かれていた内容を実業務に取り込む際には、少しコンバートが必要だったのは事実でした。
この本は「開発」よりは「運用」を主軸に据えて書かれており、開発を主要業務としない自分にとっても、ストレートに読み進められる内容の素晴らしい本でした。
機会もあったので、サインもいただいてしまいました!
ミッションコンプリート🤩 pic.twitter.com/2atJVOJ48l
— tatematsu_san (@tk4_jj) 2020年10月28日
今年取った資格
今年は、大きな目標でもあった、PMPを取得することができました。
来年も、数やレベルにこだわらず、機会を作って資格取得にチャレンジしていきたいと思います。
最後に
かんたんにですが、ふりかえりをしてみました。
昨年は変化の年でしたが、今年も同じように「変化」の年だったなと思います。
来年はどんな年になるか、今から楽しみです。
それでは皆様、よいお年を。
来年もよろしくお願いいたします。