てんこ

ブログ名は愛猫(てん)の愛称です。中身は個人のIT系学習記録です。

両足骨折・入院・手術の実績を解除しましたが、私は元気です。

Twitter経由で色々と報告をさせていただいていますが、私は4/25(火) 23:30頃に両足を骨折し、緊急入院する、という大怪我をしてしまいました。

その結果、2023年のゴールデンウィークは病院で寝て過ごす、という残念な結果になってしまいました。 一ヶ月ほど経過したので色々と経緯についてまとめておきます。

近況のサマリー

  • 現在は退院し、自宅療養で治療継続中です。
    • 現在は階段の上り下りが解禁されていないため、1Fで歩行補助機を使った二足歩行の生活をしています。
  • あと二週間で単独二足歩行、あと一ヶ月で階段チャレンジできてやっと外出可能になるかな、という見込みです。
  • 早く以前のようにオフライン飲み会ができるようにリハビリがんばります。

割と痛々しい内容もあるため、折りたたみにしておきます。

なぜ骨折したのか?

勤務先近くの駅の改札階にある、4段程度の段差を踏み外したためです。

4段飛ばし状態で右足をついた結果、体重+リュックの重量+勢いの運動エネルギーに耐えきれずに左側に転倒しました。このときに右足首を骨折しています。

転倒直前、左足がなんとか地面についたため支えようとした結果、左足も負荷に耐えられず、左足は膝の皿が割れた状態の骨折状態となりました。

骨折箇所を絵にすると、以下のようなイメージになります。どちらも直立歩行する際に必須ですね。

そのまま左側に転倒し改札階の廊下に突っ伏した状態で最初に取った行動がこのツイートです。

  • 駅に行く少し前まで飲み会でお酒を飲んでいた。
    • 追い水などで酔い醒ましの対処をしており、酩酊状態までにはなっていないものの、お酒が残っていたのは事実。
  • 宿泊予定だったホテルまでの終電がギリギリで、ちょうど改札階で終電のアナウンスが流れていたため、焦りがあった。
  • いつでも現地作業ができるように、現地作業アイテムが沢山入った重いリュックを背負っていた。
  • そもそも体重が増加傾向で、体重を落とす必要がある状態だった。
  • もともと歩き方が下手だとよく言われることがあり、何もないところで躓くことも多かった。

骨折の原因としては上記のような様々な要因があります。色々と反省するポイントが有るなと思ってます。

ただ、「酩酊」→「転倒」→「階段から落下」のコンボだと、打ちどころが悪ければ命に関わる事態も考えられたため、両足で済んだのは不幸中の幸いかもしれません。

入院までの経緯は?

そのまま改札階の廊下につっぷしているわけにも行かないので、足が痛いのをこらえながら廊下脇の壁にもたれかかる位置まで移動しました。

痛みに耐えながらぐったりした状態で、以下の点を考えてました。

  • 痛い、超痛い
  • もうこれ絶対に骨折してるので、救急車呼ばなきゃ
  • 今日泊まる予定だったホテル、チェックインできない旨の連絡を入れなきゃ

時間も時間なのと体勢も体勢だったので、泥酔したよっぱらいが倒れていると勘違いされた駅員さんが近づいてきてくれましたが、最初の一人には「救急車呼んでほしい」とうまく伝えられず。

駅員さん二人目が来られたので「骨折したので救急車呼んでほしい」と伝えた直後、偶然会社の同僚が通りかかりました。

その際、色々とありましたが救急車を呼ぶ前になんとかホテルに先行して電話を入れ、駅の窓口まで駅員さん+同僚に肩を抱えられながら移動。

窓口で座って救急車を待ち、ストレッチャーに載せられて同僚と一緒に救急車に乗り込みました。

救急車に乗り込んで最初に取った行動がこのTweetです。

入院はどんな感じだったのか?

最初の病院について

最初に入院したのは、駅の近くで救急対応ができる「第三北品川病院」でした。

そこでレントゲン、CTを撮り、骨折+入院が確定。その後の治療に関する簡単なヒアリング(地元移動の話など)を受けました。

同僚氏はそこで離脱しました。すでに1時半を回っており、帰宅できない時間だったと思います。付き添ってくれて本当にありがとうございました。治り次第、超豪華な恩返しします。

病院では、ひとまず左膝には大型のサポーター、右足首には暫定措置用の「シーネ」と呼ばれる簡易ギプスのようなものをまき、鎮痛剤などを飲んでひとまずの緊急処置が完了しました。

その直後、寝る前のTweetがこちらです。

また、痛みもありあまり寝付けませんでしたが、翌朝のTweetがこちらです。

これらのツイート、皆様に色々と心配頂いたり、お見舞いや励ましの返信を頂き、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。個別で返信できず申し訳ありませんでした。

翌日4/26(水)、今後の対応についてお医者さんと会話しました。

  • 【医】左膝は手術が必要。
    • 【医】この病院で手術を受けられるとすると5/1-5/2頃になってしまう。
  • 【医】転院すれば日程は早められるかもしれないが、受け入れ先次第。
    • 【私】手術後、しばらくは入院は確定なこともあり、地元・静岡の病院に転院して手術・入院をしたいとリクエス
    • 【医】病院は探してみる。転院については病院で介護タクシーの手配が可能

その日の午後には、2件目の地元の病院「徳洲会病院」での受け入れ・手術が可能という連絡を受領し、翌日4/27(木)の朝一番で転院することができました。

2件目の病院について

次に入院したのは、地元静岡で、さらに私の家の近くにある「徳洲会病院」です。

入院初日(4/27)

介護タクシーは11時半くらいには現地に到着しました。ドライバーの方に受付窓口へのコンタクトもサポートいただき、大変感謝しています。

ストレッチャーに移ったあとは入院手続き、レントゲンとCT撮影、今後の手術の日程調整などをお医者さんと会話。翌日4/28(金) AMには手術が受けられる事になりました、

その後は点滴準備などバタバタしながら、妻や実家など各所に今後の対応についての報告を入れました。

入院二日目(4/28)

翌朝、手術前に妻にも来院してもらい、手術内容の説明と今後の予定の説明を受け、AMに下半身麻酔で左膝の切開を伴う手術を行いました。

実際にやった手術としては、割れた左膝の皿をワイヤーのようなものでまとめ、膝の皿がくっつくための補助をするための手術のようです。

下半身麻酔だったものの、痛みなどから夜にほとんど睡眠が取れていなかったことも幸いしてか、気がついたら寝ており、目が醒めたら手術がほぼ終わるところでした。実質全身麻酔

右足首については手術は実施しておらず、翌日くらいにギプスを巻くことになりました。

入院三日目(4/29)

地元から両親がお見舞いに来てくれ、差し入れなどを持ってきてくれました。

色々と心配をかけてしまいすみません。

その後退院まで

術後の回復を待ちながら、その後の活動に支障がでないよう、リハビリも並行して実施していました。

院内の移動はこれも初体験の車椅子でしたが、実際に使ってみて、やはり車椅子での生活は大変だなと身を持って知ることができました。床にある誘導用の凸凹を乗り越えるのすら辛いのは想像してませんでした…

入院期間中、誕生日(5/2)を迎える見込みだったのもあり、欲しいものリストをTweetしてみたところ、多数のお見舞い品や書籍をいただきました。

皆様本当に感謝です。活用させていただきます。

退院の日(5/11)

最後の診察があり、かなり強引ではありましたが退院にこぎつけました。

自宅療養の様子

自宅の中では、1Fリビングに居を構えて生活をしています。

普段は寝室も仕事場も2Fにあるので、急遽1F用に折りたたみベッドを買ったりPCを持ってきたりと色々と自宅療養のために購入しました。

自宅内での移動は、基本的に歩行補助具を活用して、松葉杖なしで生活しています。

歩行補助器は買っても6千円くらいなのですが、その後の処分に困るなと思っていました。

そこでTwitterでの「レンタルは?」というアドバイスから、歩行補助機のレンタルを探したところダスキンヘルスレントさんでレンタルしている、ということを確認できました。家の近くに営業所があったのも幸運でした。

退院前日に自宅に届くように手配しており、帰宅そうそうに活用することができました。感謝感謝。

healthrent.duskin.jp

今回の怪我でかかった費用について

最終的に今回労災になったので高額医療費制度などの活用は避けられたのですが、明細を試算したのがこちらです。

こうやって見てみると、労災判定NGだった可能性もあるわけで、いつでも使えるお金の蓄えは持っておくべきだなあと改めて感じました。

謝辞

今回、骨折当日から現在にいたるまで、妻をはじめ様々な方々に色々とお世話になりました。

改めて、この場を借りてお礼を言わせてください。本当にありがとうございました。

覚えている限り入院・手術は初体験ということもあり、費用周りの要領を得ませんでしたが、Twitterのフォロワーの方々から高額医療費制度などを教えていただくなど、Twitterやってて良かったなと改めて思いました。

また、本来は4/26(水)にはTwitterのフォロワーさんとオフライン飲み会の予定でしたが、流会となってしまい申し訳ありません。またリベンジさせてください。

また、黒ブラさんからお借りしているSonarmanも検証途中でこんなことになってしまい、返却期間も過ぎてしまい申し訳ありません。検証記事ならかける気がするのでそろそろブログ化しようと思いますが、機材の返却については2F書斎においてあるため、機材の取り外し含め私でないと対応が難しいこともあり、もうしばらく延長をお願いいたします…

最後に

今回、不自由な身になってみて、改めて日常生活が普通に過ごせる、ということの大切さを実感しました。

みなさま、くれぐれも健康にお気をつけください。