数ヶ月前から個人でMicrosoft 365 Business Basicを契約してまして、私が主催するオンライン飲み会はTeamsにご招待するようにしています。(たまに遊びで別ツールなども使いますが)
これまでは母艦がWindowsだったこともあり、MS365とOSとの親和性も割と高かったのですが、いろいろあって、現在メイン端末はLinuxDesktop(Debian系のPop! OS)を利用しています。
そこで、オンライン飲み会で母艦でTeamsを使おうとしたときに、マイクデバイスが使えませんで、参加者の方々にはご迷惑をおかけいたしました。
その回避方法がなんとなくわかりましたので、自分用メモで記録しておきます。
Teams側のエラー画面はこんなです。 pic.twitter.com/JTxKfppIAV
— tatematsu_san (@tk4_jj) 2020年10月10日
Point
以下の記載は、上記のツイートを追っていただけるとわかるのですが、一応区分けして書いておきます。
すべてにおいて、えんでぃさん( @stopendy0122 )に大感謝です!
類似の症状が報告されているか
Microsoftのフォーラムにも、同様の症状を訴える方がいらっしゃるようです。
Microphone for teams on Linux not working - Microsoft Q&A
公式の見解は?
Linuxで実行する場合の Teams の既知の問題 | Microsoft Docs
書いてある動作はよくわかりませんが、公式はあまり当てにならない気がしますね。
Linux向けTeamsはプレビュー版ですし、仕方ないかもしれません。
寄せられた切り分け方法とその結果
目立つ回答を見ると...
— えんでぃ (@stopendy0122) 2020年10月10日
1. 以下のようにrootでやって動くなら権限周りのエラー。
-----------
sudo pulseaudio -D
sudo teams
-----------
2. ユーザーをpulse と video グループに所属させる (Fedoraでは全く効果なかったですが、Ubuntuの掲示板ではこれがよく書いてあるんですよね)
1. 以下のようにrootでやって動くなら権限周りのエラー。 ----------- sudo pulseaudio -D sudo teams ----------- 2. ユーザーをpulse と video グループに所属させる
早速やってみましょう。
切り分け1点目
user@pop-os:~/デスクトップ$ sudo pulseaudio -D W: [pulseaudio] main.c: このプログラムは root として実行されるように意図されていません(--system を 指定していない限り)。 user@pop-os:~/デスクトップ$ sudo teams user@pop-os:~/デスクトップ$
起動してきました。
これで勝つる!!
sudoでteamsを立ち上げた場合→録音のテストもOK。 pic.twitter.com/KIGPO4Evye
— tatematsu_san (@tk4_jj) 2020年10月12日
結果もOKで、問題なくマイクデバイスが使えました!
返ってくる内容見る限り、一個目のsudo pulseaudioは要らないのかも?また単体で試して追記します。
切り分け2点目
$ sudo useradd <username> pulse $ sudo useradd <username> video $ teams
これが通常ユーザの画面です。
— tatematsu_san (@tk4_jj) 2020年10月12日
これだと、マイクが動作してないって怒られます。
権限ぽいですねー pic.twitter.com/IMRgUffOjc
マイクの状態はこのようになり、この状態だと冒頭のエラーが再発しました。
原因はなにか?
デバイスを扱うための権限設定がたりないのではないか?という話をしていますが、よくわかってないマンなので詳しい方は教えてくださいw
毎年開催されるLinux Desktop元年の一助に慣れば幸いです。