2019/11/20に、Ansibleユーザ会(Ansiblejp)のイベントで、「ネットワーク部」という分科会が開催され、その場でLTをさせていただきました。
人生初LTということもあり、とても貴重な経験をさせていただきましたので、その際に感じたことなどの記録を残しておきます。
イベントそのものについて
以下URLのイベントです。
当日発表した資料について
直前までSlideshareにしようとしてたんですが、11時くらいから、コンテンツのアップロードはできるものの変換処理が完了しなかったこともあり、急遽Speakerdeckへ切り替えました。
Slideshareの件は、前日・当日発生していたOffice365障害などとも関連があるのでしょうか…(調べてません)
LTについて
やったこと(Y)
- LT資料のつくり方などを、TLに流れてきた資料を参考にざっくり考える
- LT資料のために、少し中途半端だったFortios系モジュールの検証を進める
- LT資料の作成(1週間くらい前に仮組み完了。当日AMまで修正)
- LT資料の中で誤解を招く表現などがないか、Ansible実践ガイドと照らし合わせて確認
- LT当日に発表練習
わかったこと(W)
LTはすごい楽しい。LT未経験の方は習熟度などにあまり躊躇せず、ぜひやるべき。
- LTの準備は前後タスクまで含めて非常にいい経験になる。
- 自分が、どこまでわかってて、どこから分かっていないかが整理できる。
- 想像力も膨らむ。あ、次これやりたいなと思えるようになる。
- 自分という存在と、興味のあることを知ってもらえる非常にいい機会になる。
- 自己紹介を済ませているのと同じなので、懇親会があった際なども話しかけられる材料になりやすい。
- LTの準備は前後タスクまで含めて非常にいい経験になる。
Ansibleユーザ会の中でも、fortiosモジュールに興味がある人がいてくれることがわかった。
- fortiosモジュールの話、待ってましたというツイートを後から見て、泣きそうになった。
- 試してみようとか言っていただける人もいた。他者の行動のきっかけにしてもらえるのは、本当にうれしかった。
- 極度自動化戦隊の一体感は素晴らしい。
次やること(T)
- もっと「発表を見終わった相手に何を伝えたいか」を意識する。
- 全部詰め込むのは無理。伝えたいことにフォーカスしたほうが良い。
- ちゃんと事前練習する。
- 横道に逸れるなら、それもシナリオのうちに入れて時間内に終われるように計算しておく。
反省点
- 発表練習は当日になってからやるもんじゃない(あたりまえ)。
- 操作練習もしないと、マウスでスライド動かなくてアワアワすることになる。
- もっと聞いていただいている方々の顔・反応を見て話すようにすればよかった。
- ギリギリの時間のなか、調子に乗ってシナリオにない余計なことを言う悪い癖がまた出たので、やるならやるで構成をちゃんと考えるべきだった。
素の感想
超~~~~楽しかったです。
今年の2月くらいからコミュニティに参加させていただいていましたが、普段からもくもく会参加もリモートばかりなのもあり、数名の方以外は面識もない状態でした。 そのため、こういう機会を生かして改めてお会いできたり、特定個人として認識していただけたり、さらに前に進むための活力をいただけたりと、良いことづくめでした。
私の話は、どちらかというと「これを使うとこんなことができる」という話だったのですが、他の方の発表は「こんな課題を解決するために、Ansibleを現場で活用する(した)」という課題解決のためのAnsible、という位置づけの発表でした。
特にネットワーク系は文献も少ないこともあり、「What(なにができるか)」につながる材料も貴重なのですが、やはり聞いていても「Why(なぜ)/How(どのように)/Where(どのような環境で)」についての内容のほうが、聴講されてた方の反応も良かったように思いました。
「あるある」「あぁー」「わかる!」という反応を自分もしていましたし、やはり、参加される方の多くはすでにAnsibleを利用されており、利用する上で苦労もされていて、工夫の仕方などを参考にしたい、というような目的をお持ちなのではないかなと感じました。
ちなみに、自身のLT前後に実況ツイートの数が激減してるのですが、緊張のためと、発表後の放心状態のためです。特に後ろのplatinaさんのLTは前半放心状態で、ほとんど聞けてませんでした(大変申し訳ない。資料公開期待しております。)
今後について
Ansibleについては、現時点では業務では全く使っておらず、帰宅後や休日合間を縫って趣味のレベルで取り組んでいるのが現状で、それをちゃんとやり始められたのが今年の10月からです。まだ学習中ということもあり「こんなことができるのか」とWhatを知る毎日です。
Why/Howは実業務での利用経験がないので話できないなーと思ってもいたのですが、せっかくNUC環境も整えたので、(現場に似せる形で)「ボクの考えた運用がつらいシステム」なんかを作ってみれば、類似の経験もできそうです。(ドMかな?)
また、実践ガイド第三版で、よこちさんがネットワークモジュールの動作確認環境の作成方法を紹介してくださっているので、そちらも活用していろいろな機器の組み合わせを試してみます。
自分が関与している業務環境への導入はまだまだ先になると思いますが、業務環境への導入を一つの目標として、今後もAnsibleをはじめとしたIaCの勉強を続け、何かしらの形でコミュニティにも関わり続けていきたいなと改めて感じました。
まずは… Ansible Advent Calendar 2019か…?