てんこ

ブログ名は愛猫(てん)の愛称です。中身は個人のIT系学習記録です。

自宅のPC周りの環境をリプレースしました。

最近、いろいろなものに触発されて、自宅のPC周りの環境をリプレースしました。

前回、自宅環境を改造したときの記録がこちら。

自宅の書斎を在宅勤務向けに改造しました。 - てんこ

最新のスタンダードな構成イメージがこちらになります。

ちなみに、リプレース前はこんな感じでした。大分ごちゃついてますね。

主要パーツ一覧

どなたかの参考になるかもしれませんので、新しく買ったものを上に並べ、在宅環境の主要パーツを以下に列挙し、各々感想やらこだわりやらを書いていきます。

項目 内容 LINK 備考
新規購入品 - - -
ディスプレイ HP M34D WQHD曲面ディスプレイ ■LINK(公式) Type-C一本でPD+DPできてUSBハブにもなる。
ディスプレイスタンド 1homefurnit モニター台 ■LINK(Amazon) 2段目をノートPC入れ、一番下をキーボード入れに。
テンキー Bluetooth5.0 テンキー 赤軸 KcBlue ■LINK(Amazon)
マルチタップ 電源タップ タワー mini型 2m 延長コード 8個AC コンセント 3USBポート付き ■LINK(Amazon) --
充電ケーブル マグネット式 ■LINK(Amazon) 高速充電はNGだが取り回し優先
既存のもの - - -
デスク FLEXISPOT 電動昇降デスクE1W+ニトリの天板 ■LINK(公式) リンクはEF1。利用モデルは終売済み
椅子 エルゴヒューマンプロ ■LINK(公式) --
サブモニター 13.3インチモバイルディスプレイ ■LINK(Amazon) 出先向け。自宅で補助で使うかも?
サブモニター Nreal Air(ARグラス) ■LINK(公式) 移動中の作業に利用
PCスタンド 固めのやつ ■LINK(Amazon) --
キーボード FILCO majestouch convertible 2 ■LINK(公式) 終売済。メインはディスプレイ直結のUSB有線に変更

接続対象のPCは以下の通りです。

新規購入品

ディスプレイ

HP M34D WQHD曲面ディスプレイを買いました。 選定のポイントは以下の通り。

  • USB Type-C一本でPD/DPで接続できること
  • HDMI/DisplayPortを備えること
  • USB Type-Aのハブ機能が利用できること

Dell/LGの同サイズのものと、いろいろ悩んだんですが、結果的にHPのものにしました。

決め手となったのは、「ディスプレイ側の各種ポートの向き」です。 LGのものは、アームやスタンドなどで回転させることを念頭にしているためか、本体中央部に後ろ向きに各種ポートがあることが多いです。 ※下向きのものもあるようですが。

なぜ下向きがいいかというと、私の部屋の構造の問題が大きいです。小さい書斎の中で壁・窓に向かって仕事をしている関係で、どうしても背面側だとアプローチがしづらくなります。

下向きであれば、スマートフォンのインカメを使って下から映してやれば端子が見える、ということもあり、端子の位置が下向きのものを選びました。

探していた中ではDell/HPのものが割とヒットしたのですが、勢いでHPのものにしました。

PBP(複数の画面入力を同時に左右に並べて出す機能)もついてるんですが、34インチワイドだと17インチ程度のサイズを横並びにしたみたいな形になって、いまいちだったので、使わないでしょう。

後は、PBPと通常モードを切り替えるのが面倒くさすぎました。(物理ボタン操作限定+ポートの組み合わせが限られるため)

34インチウルトラワイドというサイズの感想

バッチリですね。49インチだとたぶん頑張って使おうとしても、視線の移動がだいぶ大変になりそうだな、と改めて思いました。

あとは、どのみち私の執務場所だと49インチワイドを入れるのはギリギリすぎて無謀です。横幅最大120cmくらいなので。

曲面ディスプレイの感想

予想以上に良かったです。まっすぐのものと比べてお値段が上がりますが、ウルトラワイドだと曲面のほうが良いように思います。 設置作業はだいぶ気を使いました。(重量8kgオーバー)

USB Type-C対応の感想

もう、大正解ですね。 これ一本でクラムシェル状態のPCへ給電+画面出力するのはケーブルの差し替えも最低限で済んで、使う端末自体が切り替えられるのがめちゃくちゃ楽です。

絶対的にお勧めできます。

USBハブつき

これも大正解でした。 通常、USBドングルタイプのマウス、キーボード、Webカメラがつながってます。

残り1ポートはUSB延長ケーブルでモニタスタンドあたりに垂らしてUSBハブにつなぎ、都度抜き差しするようなものをつなぐために使ってます。 特に仕事用のMacはType-Cしかないこともあり、家で仕事するときなどいろいろとつなぎ変えをしたり、頑張ってBluetoothでつないだりしてたんですが、やっぱり起動直後に使い始められて、チャタリングしない有線の操作環境は正義だと思いました。

モニタスタンド(標準)

多少上下の調整はできます。公式HPには前後なんて書いてありますが、そんな機能はありません。 だいぶ土台が大きい感じで場所をとりますが、今のところは何とかなってます。 必要に応じてこの自重に耐えられるモニタアーム買います。

VA液晶

以前はIPSでしたが、VAでもまったく気になりません。

スピーカー

貧弱ですね。おまけ程度と思ったほうが良いです。

解像度4K5Kないの、どうなの?

もともと4Kのディスプレイを使ってましたので、全体的に解像度は下がってます。 ただ、私の使い方は高精細をもとめるものではありません。

どちらかというとピントのあったウインドウがたくさん欲しかったので、4K解像度無くても全く困りません。

画面足りる?リモートワークの画面共有とかどうなの?

これが悩みの種です。

自分だけで使ってる分にはノートPCを閉じてこのディスプレイだけで問題ないんですが、リモートワークなどで会議をする際の画面共有をしようとする際、どうしても「デスクトップ共有」をしたくなる時があります。(例:Slackの画面とブラウザを切り替えながら話をする場合など)

この時ばっかりは、ウルトラワイドディスプレイのデメリットが出まして、そのまま画面共有すると他の人からは画面が小さく見えます。

そのこともあり、会議があるような場合にはノートPCを開いてPCスタンドに置き、そちらの画面をデスクトップ共有用のディスプレイにしてます。

このあたりはまだ模索中です。

ディスプレイスタンド

曲面ディスプレイが届くまでは、もともと持っていたモニタアームを使うつもりでいましたが、取り付けてみた結果あえなく自重が支えられず撃沈。

ならばと思って、収納スペースが2段になっていて、HPのモニタスタンドのサイズ(奥行25cm程)が収まるサイズ、ということでAmazonで探しました。

結果的に、これが大当たりでして、予想以上に机の上の自由度が上がりました。

最上段

ディスプレイをそのまま据え付けつつ、タブレットやカレンダー、Echo Show 5なんかを置いてます。※冒頭の写真はタブレットをサブディスプレイにしている状態

目線の高さも私の座り方にちょうどよくあいます。あえて言うなら、画面上部につけたWebカメラの角度がちょっと厳しいかな、くらいです。これは下に持ってくればいい話です。

最上段の一番左に、スマートフォンを置くための切れ込みがあります。切れ込みに本体を入れつつ、2段目から充電用のケーブルを刺す、みたいな使い方が想定されてます。

私はスマートフォンは入れず、マグネットタイプの充電ケーブルをそこから出して、複数台のスマートフォンを寝せて置いて充電するスペースとして使っています。

二段目

15インチクラスのノートPC3台がぴったり入ります。

そのため、冒頭に書いたノートの基本的な置き場所は二段目で、Type-Cを付け替えてクラムシェル運用をしています。

PCによってType-Cの位置が違ったりするので、そのへんの付け替えを柔軟にしやすい、という点でも幅が広目の収納スペースは助かります。

なお、普段はType-Cケーブルは整線のためにこの段の中で納まる形にしています。

上述した画面共有のために、PCスタンドにノートPCを開いて置いて使う際には、Type-C延長ケーブルを使ってケーブルを引き回しています。

三段目

キーボード、マウス、テンキーを入れる場所として使ってます。固定の収納場所があるだけで、デスクが広く使えますね。

テンキー

なんとなく勢いで買ったテンキー。

もともと持ってたキーボードがテンキーレスなのですが、普段はあまりテンキー使わないので特に支障はありませんでした。

自宅で仕事をするようになって、予算とかの数字をいろいろといじるようなことも多くなった結果、テンキーが欲しくなり購入。

もともと持っていたキーボードと同じ、赤軸キーボードにしまして、打鍵感などもだいぶ気に入っています。

そのうちショートカットキー用などにして、いろいろとカスタムしようと思ってます。

マルチタップ

特にこだわりがある、というわけではないのですが、直立タイプのが欲しかったので購入。

机も白なので、白いスタンドタイプ、というだけで選定。

いざというときにエネループで電池を充電したり、電子工作の際にはんだごて使ったり、と色んな用途で電源を使うために外出ししました。

充電ケーブル

最近、マグネット式の充電ケーブルにハマってまして、買い増ししました。

このタイプ、高速充電がしにくい(24pinのタイプならいける?)、というデメリットはあるものの、ガジェットが大量にある人にとっては、充電ケーブルの取り回しが非常に楽になるので、メリットも大きいです。私は取り回しを優先しました。

高速充電が必要であれば、コネクタを都度外せばいいだけですし。(で、外した結果何度か紛失してますが)

既存品の再評価

デスク

FLEXISPOT 電動昇降デスクE1W+ニトリの天板を使っています。

やはり、電動昇降デスクは素晴らしいです。

  • スタンディングでの集中作業
  • 配線メンテナンスのため、机下にもぐるスペースの確保
  • 椅子であぐらをかく・かかないという椅子に座る際のスタイルに合わせた高さの調整

様々なシーンで、電動昇降の恩恵を受けてます。

なお、どんな高さになっても電源が切れないように、電源の引き回しはだいぶ気を使ってます。※詳細は過去ブログにチラッと掲載してます。

椅子

変わらずエルゴヒューマンプロを使っています。

買ってから3年ほどたちますが、座り心地には全く不満はないです。

購入当時、ハーマンミラーとバロンチェアと迷って試座までしにいったのですが、やはりエルゴヒューマンが相性が良かったです。

あえて言うなら、「プロ」じゃなくてもよかったかな、と思う程度です。前傾チルト使ってないです。

皆さんも、在宅ワークをするときには、良い椅子を使うことをお勧めします。

高級品になり、やはり相性はあるなと思いますので、お近くに試座ができる店舗がある方はぜひ試座に訪れてみてください。

サブモニター

モバイルディスプレイとして、Nreal Airを買いました。

これが予想以上によくって、新幹線で長時間移動する際に複数画面が欲しいような場合などによく使ってます。

物理的に背面を遮るか遮らないかで、ARグラスとするかHMDとするかを切り替える感じの単純な構造なんですが、私はARとして使うケースが多いです。 なぜなら、タッチタイピングが怪しくて、キーボード見えないと困るのでw

あとは、M1 Mac限定ですが、Nebulaという公式が出してるツールを使うことで、仮想的に3枚のディスプレイを並べたイメージにもできます。

こちらは解像度も少し落ちてしまい、粗削りな感じの印象を受けましたが、未来を感じられます。

うたい文句程見える画面も大きくないため、万人向けとは言いませんが、ガジェット好きにはたまらない商品です。人にARグラス体験を勧めたくなりますw

キーボード

使っているキーボードの種類と課題

私は、以前から、サイショに出会った印象がとても良かったのとコスパ重視で、FILCOさんのキーボードを愛用しています。

ただ、仕事のメインがMacになって、Windows用キーボードマウスだと配列も色々異なるので、めんどいなあと感じてました。

なお、職場Mac日本語配列です。スペースの左右に英数、日本語切り替えボタンがあるレイアウト。

なので、仕事用にApple純正の無線キーボードを調達してペチペチしてたんですが、どうにもやりづらい。

今回、レイアウト変更に関して、ここが一番迷ったところでした。

新しいMacにも対応したキーボード買うの?

じゃあWindows用はどうするの?

やっぱり無線だとチャタリングするけどそのへんは良いの?

解決方針と方法

色々悩んだ末、Mac側をWindows用のキーボードに合わせる、という方針で攻めることにしました。

理由は単純で、同じタイプのキーボードを2本持ってたからです。

2本目はフルサイズ、USB有線のみのピンク軸モデルです。

解決手段としては、Karabiner Elementsの導入です。

これで全てが解決しました。もっと早くにやっておけばよかった。

幸いなことに、Karabiner入れられないChromebookのキーボードはかなり日本語配列Macと似通ってます。なので、Mac使う感覚で操作できました。

結果的に、Macの日本語レイアウトをベースに、日本語キーボードに合わせて、Windows側もスペースの左右を変換に変える、という混ざったレイアウトになりました。

使えればいいのだ。

こんな感じです。どなたかの参考になれば幸いです。